Excel でテストケースを作成する
Note
このページでは、既存の AUTOmeal プロジェクトファイルを用いてテストシナリオファイルを新規作成する方法を説明します。 詳細は ScriptGenerator マニュアルを確認してください。
テストシナリオファイルを作成する
コマンドプロンプトを立ち上げる
Note
ScriptGenerator に関するコマンドは、ScriptGenerator.exe が存在する AUTOmeal のインストールディレクトリで実行する必要があります。
Note
環境変数を設定済みの場合は、ディレクトリへの移動は不要です。
1. ScriptGenerator.exe が存在する AUTOmeal のインストールディレクトリへ移動します。
2. アドレスバーに [cmd] と入力し、Enter を押下してコマンドプロンプトを立ち上げます。
3. …\HeartlandData\AUTOmeal\Application のディレクトリにいることを確認します。
new コマンドを実行する
1. コマンドプロンプト上で ScriptGenerator new コマンドを使用し、プロジェクトファイルから新しいテストシナリオファイルを作成します。
ScriptGenerator new 【プロジェクトファイルのパス】 -o 【出力するテストシナリオファイルのパス】
例えば次のようにすると、C:\SampleProject.amprj をもとにして C:\TestScenario.xlsx が作成されます。
ScriptGenerator new C:\SampleProject.amprj -o C:\TestScenario.xlsx
テストシナリオシートを編集する
注意
テストケースケーブルは赤枠の ”テストケース名” 及び “テストステップ” 以外は、手動で変更を加えないでください。テストシナリオファイルを新規作成したときのプロジェクトファイルを基に自動生成されています。
テストシナリオシートを複製する (複数のテストシナリオを使用する場合)
Note
1 つのブックファイルには、複数のテストシナリオシートを含めることができます。
1. テストシナリオファイルを開きます。 (テストシナリオファイルには “テストシナリオシート” があります。)
A1 セルに “AUTOmeal Test Sheet” というキーワードが書かれたシートは、ScriptGenerator の解析対象となります。
2. テストシナリオシートをコピーします。
3. コピーしたシートに任意の名前を付けます。
テストケーステーブルを複製する (複数のテストケースを使用する場合)
Note
1 つのテーブルにつき、1 つのテストケースが作成可能です。 複数のテストケースを作成する場合は、テーブルをコピーして複製する必要があります。
1. テストシナリオファイルを開きます。
2. B3 セルからはじまる表 (テストケーステーブル) を全選択します。
3. そのまま、元のテストケーステーブルの真下にペーストします。 (同列であれば、何行開けても問題はありません。)
注意
ScriptGenerator は B 列の情報をもとにテストケーステーブルを解析します。 テストケース間の余白の B 列には値を入力しないでください。それ以外の余白には、自由にメモ書きを追加したり、空行を増やすことができます。
テストケーステーブルを編集する
テストケース定義セクションのテストケース名を変更する
TestCase と書かれた黄色いセルの下にある項目を “テストケース定義セクション” と言います。
1. 図の赤枠で囲った部分に一意の名前を入力し、テストケース名を変更します。
注意
テストケースの名前は、同一シート内で一意である必要があります。
制御パラメータセクションで制御命令を入力する
1. 制御と書かれた緑のセルの下にある項目を “制御パラメータセクション” と言い、こちらに値を記入します。
注意
パラメータの種類、使用可能な値、書式は各種制御・計測したい信号 (アナログやロジックなど) ごとに異なります。詳細は ScriptGenerator マニュアルを確認してください。
2. 例えばロジックでは、”Hi/Lo” の信号を送りたいチャンネルに、それぞれ L または H を記入します。
Note
テストステップ 1 行内に書かれた制御パラメータは、TestUnit の状態によって並列的に出力される場合があります。必ず左から右の順番に出力されるわけではない点に注意してください。パラメータの出力順を制御したい場合、テストステップを複数に分ける必要があります。
検証パラメータセクションで検証命令を入力する
1. 制御と書かれた緑のセルの下にある項目を “検証パラメータセクション” と言い、こちらに値を記入します。
注意
パラメータの種類、使用可能な値、書式は各種制御・計測したい信号 (ロジックやアナログなど)ごとに異なります。詳細は ScriptGenerator マニュアルを確認してください。
2. 例えばロジックでは、計測した際の期待値として各チャンネルにそれぞれ L または H を記入します。
テストステップを追加する
“テストステップリスト” にはテストケースの個々の実行手順である ”テストステップ” を任意の数だけ記述できます。
赤枠がテストステップリスト、一行一行をテストステップといいます。
1. 行を挿入します。
2. テストケース定義セクションを整え、命令を記入していきます。
テストケースを削除する
削除はテストケーステーブル全体をクリアすることで行います。
テストケーステーブルを含む行を削除する方法が簡単です。