手動で制御・計測を行う
このページでは、TestRunner の GUI から手動で TestUnit の操作を行う方法を説明します。
事前準備
- テスト実行の前提条件 が満たされていることを確認してください。
テストを開始する
ツールバーにある [テスト開始] を押下します。
TestUnit との接続が行われ、各拡張 I/F ボード初期化後にテストが開始されます。
正常に開始された場合、ボタンが [テスト終了] に切り替わります。
テスト実行中になると、[操作] ペイン上の各種操作パネルが有効になります。
Note
TestUnit との接続・初期化には数秒かかる場合があります。
Note
初期化成功時、拡張 I/F ボードのすべての出力が ”Lo” 出力になります。
Note
接続がうまくいかない場合は、FAQテストが開始できない を参照してください。
出力の制御を行う、出力を確認する
[操作] ペイン内の操作パネルを操作することで、拡張 I/F ボードの出力が変化します。
Note
拡張 I/F ボードごとの操作パネルの詳細は操作ペイン を参照してください。
操作パネルで操作を行った出力の変化は、[MainWaveform] の ”Operation” トラックに反映されます。
Note
表示上の出力値はソフトウェア上の設定出力値です。 ハードウェアからの実際の出力値とは誤差がある場合があります。
計測結果を確認する
拡張 I/F ボードによって計測された値はリアルタイムに [MainWaveform] へ波形が表示されます。
各トラックの現在値ラベルで最新の計測値が確認できます。
テスト実行中は自動でスクロールされます。テスト実行中は手動でスクロールすることはできません。
表示範囲を変更したい場合は、タイムスケール左部のボタンまたは Ctrl キー + マウスホイール操作でタイムスケールを調整してください。
Note
テスト実行中にタイムスケールを変更した場合、それまで表示されていた波形表示はリセットされます。
テストを終了する
ツールバーにある [テスト終了] を押下します。
終了処理が完了すると、[テスト開始] に切り替わります。
テスト終了後は [MainWaveform] でテスト開始 ~ 終了までに制御・計測を行った波形すべてを確認できます。
波形の見方など [MainWaveform] の詳細はMainWaveform を参照してください。
Note
テスト終了時、拡張 I/F ボードは終了直前の出力を継続します。
注意
テスト実行中に何らかのエラーが発生した場合は、強制的にテストを終了します。 エラーの詳細は [出力] ペインに表示されます。 出力状態もエラー発生直前の状態が維持されることに留意してください。