AM-AO
キャリブレーション設定
AM-AO は出力電圧のキャリブレーション設定が可能です。
キャリブレーションを行わない場合、UI 上の設定値に対して最大 10 % 程度出力値に誤差が生じます。 キャリブレーションを行うには、以下の手順で基準電圧を測定し TestRunner 上で設定を行ってください。
基準電圧を測定する
- AM-AO を Raspberry Pi に接続し、Raspberry Pi の電源を入れてください。
- AM-AO 基板上の、“JP1”(VCC), ”TP2”(GND) の 2 点間の電圧をハンドテスター等で計測してください。通常、5,000~5,500 mV 程度の電圧が出力されています。
計測した電圧を設定する
- TestRunner を起動し、プロジェクトファイルを読み込みます。
- [ファイル] > [各種設定] > [テストユニット設定] を開きます。
- 任意のドロップダウンで ”AM-AO” を選択します。[アドレス/デバイス名] 欄には使用する AM-AO の I2C アドレスを入力してください。 入力後、[詳細設定] ボタンで詳細設定ダイアログを開きます。
- [基準電圧] 欄に計測した電圧 (mV) を入力してください。 入力後、[保存] ボタンで設定を反映させます。 TestUnit 設定画面も同様に [保存] ボタンで終了してください。
[ファイル] > [プロジェクトを上書き保存] からプロジェクトの設定を保存します。
AM-AO の初期設定は以上になります。
AM-AO を複数枚使用する場合は、ボードごとに計測・設定が必要になります。
必要に応じて引き続き拡張I/Fボードの初期設定 を行ってください。