スクリプトを使用して自動テストを行う
Note
ここでは、スクリプトを用いて自動テストを行います。 AUTOmeal ではサンプルスクリプトを提供しているため、そのスクリプトを用いて説明します。
サンプルを使ってスクリプトを理解する
AUTOmeal では Python 形式のスクリプトファイルに自動化したい制御・計測・判定の命令を記述し、そのスクリプトを読み込むことでテストを自動化させることができます。
API の使い方を知る
サンプルスクリプトで使用される CPI-RRY-16 を制御/計測する API は以下です。
# 制御 ch1 を ON にします。
write_logic_cpirry16 ("Board1", 1, True)
CPI-RRY-16 では制御のみを行います。
制御では TestUnit 設定で CPI-RRY-16 を指定した “ボード名” と “ch” と “ON/OFF” を記載することで ch の “ON/OFF” を制御します。
詳細はスクリプトリファレンスを参照してください。
スクリプトの大まかな構成を理解する
サンプルスクリプトでは CPI-RRY-16 の ch1 のリレー制御を TestRunner から代替します。
# ch1 のリレー制御を行います。
print("Board1 (リレー制御ボード)のch1 を ON にします。")
am.write_logic_cpirry16 ("Board1", 1, True)
# 待ちを行います。
time.sleep(0.5)
スクリプトをカスタマイズする
スクリプトをカスタマイズしてみましょう。
CPI-RRY-16 の制御 ch1 の代わりに ch2 のリレー制御を TestRunner から代替します。
# ch2 のリレー制御を行います。
print("Board1 (リレー制御ボード)のch2 を ON にします。")
am.write_logic_cpirry16 ("Board1", 2, True)
# 待ちを行います。
time.sleep(0.5)
スクリプトの配置、実行方法、結果の確認方法はロジック信号での説明と同じになります。
こちらを参照してください。