ハードウェアのセットアップを行う
Note
ロジック入出力ボードのセットアップ方法を説明します。 スタートアップガイドを参照して Raspberry Pi と拡張 I/F ボードの重ね付けまで実施済みの場合は、「ターゲットと接続する」から進めてください。
禁止
🚫 「外部電源を入力する」の手順までは電源を入れないでください。
スペーサーを設置する
Raspberry Pi と RPi-GP10 を重ね付けする際は、安定させるためにスペーサーを設置します。 特に端子台の場合は高さがあるため、スペーサーで調整し、それぞれが干渉しないようにしてください。
アドレスを設定する
お使いの環境に合わせて、拡張 I/F ボードの I2C アドレスは変更する必要があります。アドレスが重複しないように設定してください。(TestRunner からはアドレス指定で制御するため、こちらで設定したアドレスをアプリから指定します。)
I2C アドレス
I2C アドレスは初期状態では 0x20 に設定されています。 基板裏面の抵抗 RA1-RA6 の実装を変更することで I2C アドレスを変更できます。
Note
抵抗は、100kΩ / 1608 サイズを使用してください。
詳細はハードウェアマニュアルを確認してください。
Raspberry Pi と拡張 I/F ボードを重ね付けする
Raspberry Pi と RPi-GP10 を干渉しないように気を付けながら重ねます。以降はこの重ね付けした状態のものを “TestUnit” と呼びます。
ターゲットと接続する
TestUnit とターゲットをコネクタやジャンパ線を用いて接続します。 出力 (制御) 8ch、入力 (計測) 8ch が使用可能です。 ターゲット側の制御/計測したいピンと TestUnit をピン配列を参考にしながら接続してください。 詳細はハードウェアマニュアルを確認してください。
Note
GND も忘れずに接続してください。
端子台
入出力端子はそれぞれアプリケーション上で 0 が ch1、7 が ch8 として表示されます。
Note
AUTOmeal v1.3.2 ではトリガー入力及び、ストローブ出力には対応していません。
MIL コネクタ
入出力端子はそれぞれアプリケーション上で 0 が ch1、7 が ch8 として表示されます。
MIL コネクタのピン配列と機能は以下です。 (カッコ内の ch はアプリケーション上の表示を示します)
| PIN# | 機能 | PIN# | 機能 |
|---|---|---|---|
| 1 | 5~24V 入力 | 11 | デジタル入力 ch6 (ch7) |
| 2 | GND | 12 | デジタル入力 ch7 (ch8) |
| 3 | トリガー入力 (未対応) | 13 | デジタル出力 ch0 (ch1) |
| 4 | ストローブ出力 (未対応) | 14 | デジタル出力 ch1 (ch2) |
| 5 | デジタル入力 ch0 (ch1) | 15 | デジタル出力 ch2 (ch3) |
| 6 | デジタル入力 ch1 (ch2) | 16 | デジタル出力 ch3 (ch4) |
| 7 | デジタル入力 ch2 (ch3) | 17 | デジタル出力 ch4 (ch5) |
| 8 | デジタル入力 ch3 (ch4) | 18 | デジタル出力 ch5 (ch6) |
| 9 | デジタル入力 ch4 (ch5) | 19 | デジタル出力 ch6 (ch7) |
| 10 | デジタル入力 ch5 (ch6) | 20 | デジタル出力 ch7 (ch8) |
外部電源を入力する
TestUnit の起動には外部電源の入力が必要です。 起動には 1 分程度かかります。 TestUnit が正常に起動すると、PWR LED (赤) が約 1 秒周期で点滅します。
ハードウェアのセットアップができたら、プロジェクトの設定を行う に進みます。