TestRunner の GUI 上でメッセージを送受信する
Note
ここでは、これまでの設定に不備なく、AUTOmeal を用いてターゲットの制御ができることを確認するために TestRunner アプリケーションの GUI 上から制御を行います。
Note
スタートアップガイドの「TestUnitFW のインストール」及び「プロジェクトファイルの作成」を行った後の手順を説明します。前述の手順が済んでいない場合は、スタートアップガイドを参考に設定してください。
テストを開始する
TestRunner アプリの左上にある [テスト開始] をクリックし、テストを開始します。
([テスト開始] / [テスト終了] ボタンのある場所を “ツールバー” と呼びます。)
注意
CAN 通信設定や接続などに問題がある場合は、下図のようにエラーが表示されるため、設定及び接続を見直してください。
ボタンを操作しメッセージを送信する
画面左側に表示される操作パネルを使ってメッセージを送信します。
(操作パネルが表示される部分を [操作] ペインと呼びます。)
テスト開始し、送信対象のチャンネルに送信するメッセージを選択後に、”送信” ボタンを押下します。
AUTOmeal から操作されたことを [CAN] ペインで確認します。
TestRunner から送信したメッセージは “Direction” カラムが “Send” となっています。
メッセージを受信する
接続している CAN に受信したデータは、送信データ同様に [CAN] ペインに表示されます。TestRunner が受信したメッセージは “Direction” カラムが “Receive” となっています。
テストを終了する
ツールバーにある [テスト終了] をクリックし、テストを終了します。
注意
テスト実行中に何らかのエラーが発生した場合は、強制的にテストを終了します。
フィルタして CAN の受信メッセージを確認する
[CAN] ペインの Time 列のヘッダにあるフィルタマークをクリックします。
フィルタ用のダイアログが表示されます。
フィルタ対象の時間範囲を記載します。
OK を選択し[CAN] ペインを確認します。
Note
すべてのカラムでフィルタが可能です。詳細は CAN ペイン フィルタ機能 をご確認ください。
CAN 詳細パネルを確認する
Note
CAN 詳細パネルを正常に表示させるために、CAN 通信設定で DBC ファイルを登録しておく必要があります。
[CAN] ペインの DBC ファイルに登録されている ID を持つ行を選択します。
[CAN] ペイン下部に DBC ファイルの内容を読み取り、選択行の [Identification Name] [Ch] [ID] に対応するシグナル定義が表示されます。
Note
各のカラムの詳細は CAN ペイン CAN 詳細パネル をご確認ください。
ここまでで、GUI 上から操作してテストを行う方法を解説しました。 自動テストに関しては、次の スクリプトを使用して自動テストを行う で解説します。