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スクリプトを使用して自動テストを行う

Note

ここでは、スクリプトを用いて自動テストを行います。 AUTOmeal ではサンプルスクリプトを提供しているため、そのスクリプトを用いて説明します。

サンプルを使ってスクリプトを理解する

AUTOmeal では Python 形式のスクリプトファイルに自動化したい計測・判定の命令を記述し、そのスクリプトを読み込むことでテストを自動化させることができます。

API の使い方を知る

サンプルスクリプトで使用される CPI-AI-1208-LI で計測したデータを取得する API は以下です。

# 計測 ch1 の 現在の計測電圧値 を取得します。
read_analog_cpiai1208li("Board3", 1)

TestUnit 設定で CPI-AI-1208-LI を指定した “ボード名” と “ch” を記載すると ch の現在の計測電圧値を取得できます。

詳細はスクリプトリファレンスを参照してください。

スクリプトの大まかな構成を理解する

サンプルスクリプトでは CPI-AI-1208-LI の計測 ch1 に繋がるターゲットから電圧を確認します。

import automeal as am
import time

# CPI-AI-1208-LI 計測 ch1 の電圧値を計測し、実行時の計測値をログに出力します。
result_analog = am.read_analog_cpiai1208li("Board3", 1)
print("電圧値:%dmV"%(result_analog))

# 待ちを行います。
time.sleep(0.5)

スクリプトをカスタマイズする

スクリプトをカスタマイズしてみましょう。

CPI-AI-1208-LI の計測 ch1 に加えて、ch2 も計測に使用します。

import automeal as am
import time

# CPI-AI-1208-LI 計測 ch1 の電圧値を計測し、実行時の計測値をログに出力します。
result_analog = am.read_analog_cpiai1208li("Board3", 1)
print("電圧値1:%dmV"%(result_analog1))

result_analog = am.read_analog_cpiai1208li("Board3", 2)
print("電圧値2:%dmV"%(result_analog2))

# 待ちを行います。
time.sleep(0.5)

スクリプトの配置、実行方法、結果の確認方法はロジック信号での説明と同じになります。

こちらを参照してください。