スクリプトを使用して自動テストを行う
Note
ここでは、スクリプトを用いて自動テストを行います。 AUTOmeal ではサンプルスクリプトを提供しているため、そのスクリプトを用いて説明します。
サンプルを使ってスクリプトを理解する
AUTOmeal では Python 形式のスクリプトファイルに自動化したい制御・計測・判定の命令を記述し、そのスクリプトを読み込むことでテストを自動化させることができます。
API の使い方を知る
サンプルスクリプトで使用される AM-AO を制御/計測する API は以下です。
# 制御 ch1 から 1000mv を出力します。
write_analog_amao("Board1", 1, 1000)
AM-AO では制御のみを行います。 TestUnit 設定で AM-AO を指定した “ボード名” と “ch” と “電圧 (mv)” を記載することで ch の出力電圧を制御します。
詳細はスクリプトリファレンスを参照してください。
スクリプトの大まかな構成を理解する
サンプルスクリプトでは AM-AO の制御 ch1 温度センサの動作を TestRunner から代替します。
# 温度センサの代替をします。
print("Board2 (アナログ出力ボード)のch1 に1200mVのアナログ電圧を出力します。")
am.write_analog_amao ("Board2", 1, 1200)
# 待ちを行います。
time.sleep(0.5)
スクリプトをカスタマイズする
スクリプトをカスタマイズしてみましょう。
AM-AO の出力電圧を 1200mv から 4200mv に変更し TestRunner から代替させてみます。
# 温度センサの代替をします。
print("Board2 (アナログ出力ボード)のch1 に4200mVのアナログ電圧を出力します。")
am.write_analog_amao ("Board2", 1, 4200)
# 待ちを行います。
time.sleep(0.5)
スクリプトの配置、実行方法、結果の確認方法はロジック信号での説明と同じになります。
こちらを参照してください。